新・池田大作物語<学光(12)>ー学光ー
現代の大哲学者・創価学会名誉会長・池田大作博士。世界各国の大学から「274」の名誉教授・博士の称号が授与され、650の名誉市民、世界桂冠詩人、国連や世界の学術機関からの数々の顕彰。そして、昨年の「ワイマール・ゲーテ協会」からの特別顕彰、韓国からの国家勲章「花冠文化勲章」と。 さて、『池田大作物語』に続き、池田大作博士の人物像に迫っていきます。
池田大作のところへは、通信教育部の開設についてのさまざまな問題が持ち込まれた。
彼は、その一つ一つの解決のために、労を惜しまなかった。
それらが、やがて、通教生のためになると思うと、嬉しくさえあった。
ある時、創価大学の事務局長が、浮かぬ顔で大作のところへやって来た。
教員の意見が分かれて、通信教育部で発行する機関誌の名前が決まらないというのだ。
「深刻な顔をしているので、どうしたのかと思ったら、そんなことだったのかい」
大作が笑いながら言うと、事務局長は、真剣な口調で語り始めた。
「いつもそうなんですが、皆、それぞれ強い主張をもっていて、なかなか意見がまとまりません。
機関誌のタイトルは、議論の末に、ようやく“二十一世紀”という名称でまとまりかけました。
ところが、そこでまた、『“二十世紀”という梨がある。梨の名前みたいだ』と、反対意見が出て、振り出しに戻ってしまいました」
大作は、「それで最後は、私に決めさせようというわけか」と言って、また微笑んだ。
事務局長は、顔を赤らめた。
「わかった。では、名前をつけさせてもらいます。『学光』というのはどうだろうか」
即座に名がつけられた。
大作は、前々から創大の通教生の出発にあたって、何か言葉を贈りたいと、考え続けていたのだ。
事務局長は、「がっこう」という発音から、伸一が意図した文字が浮かばず、「学校」だと思い、怪訝そうに尋ねた。
「はあ、『学校』ですか。確かに創価大学は学校ではありますが……」
大作は、思わず噴き出してしまった。
「違うよ。その『学校』じゃないよ。『学は光、無学は闇』と言うじゃないか。それにちなんで、学ぶ光、『学光』と書くんだ」
「学光」――学の光をもって、わが人生を、そして、社会を照らしゆくのだ。
それは、創価大学の通信教育を象徴する、永遠の指針が決まった瞬間でもあった。
<原作・聖教新聞「新・人間革命」>
★創価大学 通信教育部 http://www.tukyo.net/index.html
池田大作のところへは、通信教育部の開設についてのさまざまな問題が持ち込まれた。
彼は、その一つ一つの解決のために、労を惜しまなかった。
それらが、やがて、通教生のためになると思うと、嬉しくさえあった。
ある時、創価大学の事務局長が、浮かぬ顔で大作のところへやって来た。
教員の意見が分かれて、通信教育部で発行する機関誌の名前が決まらないというのだ。
「深刻な顔をしているので、どうしたのかと思ったら、そんなことだったのかい」
大作が笑いながら言うと、事務局長は、真剣な口調で語り始めた。
「いつもそうなんですが、皆、それぞれ強い主張をもっていて、なかなか意見がまとまりません。
機関誌のタイトルは、議論の末に、ようやく“二十一世紀”という名称でまとまりかけました。
ところが、そこでまた、『“二十世紀”という梨がある。梨の名前みたいだ』と、反対意見が出て、振り出しに戻ってしまいました」
大作は、「それで最後は、私に決めさせようというわけか」と言って、また微笑んだ。
事務局長は、顔を赤らめた。
「わかった。では、名前をつけさせてもらいます。『学光』というのはどうだろうか」
即座に名がつけられた。
大作は、前々から創大の通教生の出発にあたって、何か言葉を贈りたいと、考え続けていたのだ。
事務局長は、「がっこう」という発音から、伸一が意図した文字が浮かばず、「学校」だと思い、怪訝そうに尋ねた。
「はあ、『学校』ですか。確かに創価大学は学校ではありますが……」
大作は、思わず噴き出してしまった。
「違うよ。その『学校』じゃないよ。『学は光、無学は闇』と言うじゃないか。それにちなんで、学ぶ光、『学光』と書くんだ」
「学光」――学の光をもって、わが人生を、そして、社会を照らしゆくのだ。
それは、創価大学の通信教育を象徴する、永遠の指針が決まった瞬間でもあった。
<原作・聖教新聞「新・人間革命」>
★創価大学 通信教育部 http://www.tukyo.net/index.html




